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中盤支配し逆転!ドイツ 敵地でフランスを78年ぶり撃破

[ 2013年2月8日 06:00 ]

<フランス・ドイツ>ケディラ(左から2人目)のゴールを祝福するドイツ代表イレブン

国際親善試合 ドイツ2―1フランス

(2月6日)
 ドイツがFIFAランク2位の実力を見せつけた。フランスとの歴史的和解の礎となった独仏協力条約(エリゼ条約)から50年を記念して行われた親善試合。ドイツのメルケル首相やフランスのオランド大統領らも貴賓席で観戦した一戦でフランスを26年ぶりに撃破。敵地での勝利は1935年以来78年ぶりという歴史的な白星となった。
【国際親善試合動画】

 レーブ監督が「全員が本当によく走り、パスの精度も高く、うちは断然上のチームだった」と満足げに話したように、選手層の厚さを見せつけた。ケガなどでクローゼ、シュバインシュタイガー、シュメルツァーら主力を大量に欠きながらも敵地でボールを支配。ドルトムントで香川の親友だった22歳ギュンドアンはボランチでフル出場し、後半にミュラーの同点ゴールを演出。さらにエジルからケディラというレアル・マドリードのホットラインから決勝点が生まれた。ミュラーは「勝者のメンタリティーを取り戻せた」。13年初戦で好スタートを切り、W杯欧州予選へ勢いをつけた。

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