×

鵬翔 地元で再調整 負傷者続出“仕切り直し”を歓迎

[ 2013年1月15日 06:00 ]

国立競技場の外周を走って応援団の元に向かう鵬翔イレブン

 南国・宮崎から来た鵬翔イレブンの大半が初体験の大雪。白銀の世界を眺めながら、ほくそ笑んだのがエースのFW中浜だ。昨年12月に左膝半月板を手術し、今大会は全5試合で途中出場が続いていた。回復の時間が与えられ「自分にとっては凄くうれしいこと」と笑顔。スピードに乗ったドリブルが武器のストライカーは「両校優勝だけは嫌だった」と仕切り直しの一戦で白黒つける意気込みだった。

 松崎監督は「(中浜の)回復の時間にはなる」と“恵みの雪”でのエース復活に期待をかけた。チームは15日にいったん宮崎に戻り調整する。「決着をつけたかった。宮崎に優勝旗を持って帰りたい」とDF矢野主将。県勢初優勝をつかむため、地元でパワーを蓄えてから国立のピッチに戻ってくる。

続きを表示

2013年1月15日のニュース