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高原J2東京V入り J1“昇格請負人”にやりがい

[ 2013年1月14日 06:00 ]

 昨季限りで清水を退団した元日本代表FW高原直泰(33)がJ2東京Vに移籍することが13日、明らかになった。15日の東京V始動日から練習に合流する。

 ジーコジャパン、オシムジャパンでエースだった高原がJ2でプレーするのは初めて。関係者によると、J1を含む複数クラブから獲得オファーが届いたが、東京Vを6年ぶりにJ1昇格させるという仕事にやりがいを感じたこと、三浦泰年新監督(47)のサッカーに興味を持ったことなどが決め手になったという。

 東京Vにとっても今オフ最大の補強だ。国際Aマッチ57試合23得点の実績を誇り、J1でも通算214試合77得点。ハンブルガーSV、フランクフルト(ともにドイツ)など海外でのプレー経験も豊富で、チームにとって最高の手本になるのは間違いない。現在ドイツ2部アーレンに練習参加しているエースFW阿部の去就も不透明。FW巻と07年アジア杯で2トップも組んでいる高原の電撃加入は、ヤス監督にとって大きな“お年玉”といえそうだ。

 ◆高原 直泰(たかはら・なおひろ)1979年(昭54)6月4日、静岡県三島市生まれの33歳。清水東から98年磐田入り。02年に26ゴールを挙げJ得点王。ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)、ハンブルガーSV、フランクフルト(以上ドイツ)、水原三星(韓国)と海外3カ国4チームでもプレー。昨季は清水で18試合1得点。1メートル81、77キロ。

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2013年1月14日のニュース