吉田「どうしても勝ちたかった」　リーグ戦５試合ぶり勝利に貢献

アストンビラ戦の前半、相手選手と激しく競り合うサウサンプトンの吉田（左）

　イングランド・プレミアリーグ第２２節の８試合が１２日に行われ、日本代表ＤＦ吉田麻也とＦＷ李忠成が所属するサウサンプトンはアウェーでアストンビラに１―０で勝利。リーグ戦５試合ぶり白星を挙げ、勝ち点を２１とした。

　「どうしても勝ちたかった」という吉田はセンターバックでフル出場し、ゴール前で相手のスルーパスをクリアするなど完封勝利に貢献。身長１メートル９０の長身ＦＷベンテケを体を張ってマークした。「内容はあまり良くなかった」としながらも、「とにかく勝ち点３を取れてよかった」とホッとした様子。李はベンチ入りしたが出場機会はなかった。

　チェルシーはＭＦランパードのゴールなどでストーク・シティーに４―０で大勝し、最下位クイーンズパーク・レンジャーズとスコアレスドローに終わったトットナムをかわして３位に浮上。右足首を負傷しているウィガンのＦＷ宮市亮は、フルハム戦でベンチ外だった。試合は１―１で引き分けた。