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日本代表 W杯決める4日前にカナダ戦「ヨルダン戦の前に良い相手」

[ 2013年1月11日 06:00 ]

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が、勝てば5大会連続の本大会出場が決まる3月26日のW杯アジア最終予選ヨルダン戦(アウェー)に万全の態勢で臨めることになった。

 日本協会は10日、日本代表が3月22日にドーハでカナダ代表と国際親善試合を行うと発表。原博実技術委員長は「ヨルダン戦は大事な試合。カナダは欧州でプレーする選手も多いし、その前にやるには良い相手」と話した。

 ザッケローニ監督は当初、22日の練習試合でヨルダンと同じ中東のチームを希望。だが、同日にアジア杯予選が組まれたため強豪国との対戦は困難となり、「紅白戦という選択肢も考えた」(原技術委員長)という。

 紅白戦では、選手招集の際に所属クラブから難色を示されるリスクがある。だが、カナダとの対戦が決まったことで、実戦でヨルダン対策を練られるほか、欧州と時差の少ない中東に、本田ら主力メンバーがヨルダン戦の8日前の18日にも合流できる。不慣れなアウェーでの体調管理なども、万全の準備を行うことが可能となった。

 最新FIFAランクで64位のカナダは既に14年W杯北中米3次予選で敗退。だがメンバーにはプレミアリーグで活躍する選手も名を連ねており、ザックジャパンにとっては格好のテストマッチとなりそうだ。

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2013年1月11日のニュース