なでしこジャパン始動は２月　大分で年代合同合宿

　サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督は９日、各年代の代表候補による合同合宿を２月に大分県内で行う方針を明らかにした。昨年は和歌山県で同様の合宿を５日間実施しており「去年と同じくらいの規模でやりたい」と話した。昨年のロンドン五輪銀メダルの「なでしこジャパン」にとって、ことしの始動となる。

　佐々木監督はこの日、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の世界年間表彰式が開かれたチューリヒから成田空港に帰国した。同日に「なでしこジャパン」の主力でフランス１部リーグのリヨンに移籍する大野忍が渡仏。同監督は「男子なら香川（マンチェスター・ユナイテッド）のようなプレーができる存在。いろんなものを吸収してほしい」とエールを送った。