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元日本代表GK土肥が引退…今後は東京V下部組織のコーチに

[ 2013年1月9日 06:00 ]

昨季限りでの現役引退を明らかにしたJ2東京Vの元日本代表GK土肥洋一

 元日本代表GKで、06年W杯ドイツ大会のメンバーでもあるJ2東京Vの土肥洋一(39)が昨季限りで現役を引退したことが8日、明らかになった。J通算438試合に出場。柏時代の00年から06年にかけて達成した216試合連続フルタイム出場の日本記録は現在も破られていない。

 日本代表としても06年W杯ドイツ大会でメンバー入りするなど国際Aマッチ4試合(2失点)に出場。近年は11年5月に左アキレス腱を断裂するなど故障との闘いが続いたが、不屈の闘志で昨年7月に復帰すると正GKとして18試合に出場した。今後はカテゴリーは未定だが、08年から在籍する東京Vの下部組織でGKコーチに就任する予定で“ポスト土肥”の育成にあたることになる。

 ▽土肥 洋一(どい・よういち)1973年(昭48)7月25日、熊本県生まれの39歳。小学校は水泳部で中学からサッカーを始める。大津高卒業後に「天才・たけしの元気が出るテレビ!」のオーディションをきっかけに92年JFL日立(現柏)入り。00年にFC東京に移籍。04年ナビスコ杯優勝に貢献しMVP獲得。同年J1ベストイレブン。08年東京Vに移籍。04年に31歳で代表デビュー。1メートル84、84キロ。

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2013年1月9日のニュース