澤「戦友」のバロンドール初受賞に大喜び！

ＦＩＦＡバロンドール受賞式

（1月7日）
　表彰式に出席したなでしこジャパンのＭＦ澤穂希は米国代表ＦＷワンバックの女子世界最優秀選手受賞を祝った。昨年自らが受賞した際に真っ先に祝福してくれた友人の栄誉を喜び「同じ世代でずっと戦ってきた盟友であり、戦友でもあるワンバック選手の受賞は本当に自分のことのようにうれしい」と代理人を通じてコメントした。

　２年連続受賞が懸かった今年はロンドン五輪決勝で米国に惜敗して惜しくも銀メダル。最終候補３人には残らなかったが、２０年夏季五輪開催を目指す東京の「立候補ファイル」をローザンヌにある国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）本部に提出した後、チューリヒの表彰式を訪れた。連続受賞は逃したが、この日公表された得票内訳では３位の米国代表ＦＷモーガンとは０・０２％の僅差。各国代表の監督投票でもワンバックに続く２位、主将投票で３位に食い込んだ。記者投票で８位に沈んだことが響いたが、あらためて世界での高い評価を印象づけた。