星稜　本田先輩以来の４強へ！ロングスローから得点を狙う

ロングスローを見せる星稜の松岡哲（左から２人目）

全国高校サッカー選手権準々決勝 星稜―東海大仰星

（1月5日 フクアリ）
　日本代表ＭＦ本田圭佑を擁した０４年度以来の４強を目指す星稜は４日、東海大仰星との一戦を前に、パス回しやシュート練習などを行った。その中でも特に目を引いたのがロングスローからの攻撃練習だった。

　「ロングスローが武器なのに１点も取れていない」と河崎監督は集中練習の意図を説明。風向きによってはゴール前まで飛ぶというＭＦ松岡は「投げるポイントと中のタイミングを練習した。得点につながれば」と気合を入れた。

　チームは一昨年に本田と一緒に練習する機会があり、その存在を常に意識。河崎監督も「オーラがあって黙々とやる本田の姿を見て何か感じているはず。でも“お前らの方がうまい”と言っているんです」とゲキを飛ばす。松岡は「いつも本田さんを超えたいと言っています」と準々決勝の先を見据えていた。