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作陽・三野 2発で強豪撃破!“仮想INAC”演じ幅広げる

[ 2013年1月4日 06:00 ]

<作陽・滝川ニ>前半32分、滝川ニ・高畑と競り合いながら先制ゴールを決めた三野(左)

全国高校サッカー選手権3回戦 作陽5―2滝川二

(1月3日 フクアリ)
 作陽が前々回大会覇者の滝川二を5―2で破り8強に進出した。けん引したのは先制点を含む2得点を挙げたFW三野。

 メンタルの弱さを指摘され、野村監督から試合前に「心が『芯から強くなる』83の言葉」という文庫本を手渡された。三野は「これを読んで落ち着くことができた」と笑った。

 同校サッカー部女子が、なでしこリーグの岡山湯郷ベルの下部組織の「作陽レディース」として活動している。その縁で、男子も控え選手が中心ながら週1回、岡山湯郷と練習試合を行っている。その都度「仮想INAC神戸」などの役割を要求されるが、松本コーチは「(要求への)対応を迫られ選手のプレーの幅や戦術理解度がアップする」とその効果を口にする。この日は前日の富山一戦から先発4人を入れ替えたが、戦力ダウンを感じさせなかった。厚い選手層で、準々決勝では桐光学園撃破を狙う。

 ▼滝川二・MF木下 全然いいプレーができなかった。悔しさを通り越して情けないです。

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2013年1月4日のニュース