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香川 特徴把握の2カ月「前線に個性そろっている それに乗っかろうと」

[ 2012年12月31日 07:17 ]

ウェストブロミッジ戦の前半、ドリブルで攻め込むマンチェスターUの香川

プレミアリーグ マンチェスターU2―0ウェストブロミッジ

(12月29日)
 マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(23)が29日、ホームのウェストブロミッジ戦で実戦復帰を果たした。
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 10月23日の欧州CLブラガ戦の前半に左膝を負傷。当初は全治3~4週間とみられたが、回復は大幅に遅れた。約2カ月に及んだ離脱中はピッチ外からチームメートの特徴を把握することに努め「一人一人の特徴を感じることができた。前線に個性がそろっているのでそれに自分も乗っかろうと思った」。自分と仲間のプレースタイルを見つめ直したことが、12年最後の公式戦での活躍につながった。

 プレミアリーグ特有の過密日程とチーム事情により、復帰戦で先発に抜てきされた。チームは23日のスウォンジー戦を皮切りに元日まで10日間で4試合の強行日程。ターンオーバー制を敷き、オランダ代表FWファンペルシーらを温存させていた。加えて、大黒柱のイングランド代表FWルーニーが膝の負傷で離脱。香川は「チーム練習に合流して1週間ちょっとしかたっていない中で、ベンチかなという感じがしていたんですけど」とスタメンが想定外だったことを明かした。

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