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ザック監督にアピールできるか 久保、岩波ら“飛び級”の可能性

[ 2012年12月20日 07:15 ]

記者の質問に握りこぶしをつくって力強く答えるザッケローニ監督

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)が14年1月11日開幕のU―22アジア杯(オマーン)の指揮を執る方針であることが19日、分かった。

 16年リオデジャネイロ五輪は15年に開催されるU―22アジア杯が予選を兼ねるため、14年の同杯は純粋に世代別強化を図る大会。すでに日本はU―19代表で臨んだ7月のアジア予選を突破している。

 今年2月にA代表候補合宿に招集したFW久保(京都)やDF岩波(神戸)らが目の前でハイパフォーマンスを見せられれば“飛び級”で本大会メンバーの候補に食い込んでくる可能性があるという。

 来年3月26日のアジア最終予選ヨルダン戦で勝てば5大会連続でのW杯出場が決定。指揮官は課題とされる決定力不足を「技術面ではなく、慣れの問題だ」と分析しており、日本協会は9月から3カ月連続での海外遠征を示唆しているという。A代表の主力にはアウェーでの経験を積ませ、若手の底上げにも目を光らせる。全てを包括的に見据えながら、精鋭を選定していく。

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2012年12月20日のニュース