Ｊ２限定は覚悟の上　北九州・柱谷新監督「いいサッカーで評価を」

就任会見するＪ２北九州の柱谷幸一新監督

　Ｊ２北九州の新監督に決まった柱谷幸一氏（５１）が１２日、就任会見に臨み「結果、内容、フェアプレーの三つのそろった戦いをする」と理念を語った。

　クラブは本拠地の収容人員が理由でＪ１のクラブライセンスが交付されず、現状では昇格ができない。この点でのモチベーションを持つことが難しい状況での決断に「いいサッカーをすれば外に対して評価してもらえる。全力で戦って勝ちにいくということで（気持ちの）整理ができた」と説明。条件を満たす新スタジアムの完工を２０１７年に目指している。「１７年に向けてできるだけ長くやっていきたいという思いはある」とも話した。

　１月中旬に始動予定の新チームの編成を進めている。「５年後を考え、ベースを残すために新卒選手を獲得して複数年契約を結び、できるだけレンタルを少なくしていきたい」と指針を示した。