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チェルシー 8戦ぶり勝利!過密日程もクラブW杯に弾み

[ 2012年12月10日 06:00 ]

成田空港に到着、サポーターのサインの求めに応じるランパード(左端)

イングランド・プレミアリーグ チェルシー3-1サンダーランド

(12月8日)
 態勢は整えた。トヨタ・クラブW杯に向けた最後の試合でチェルシーがリーグ戦8試合ぶりの勝利。ベニテス暫定監督は「少しずつ修正はできている。もう少し自信と質が伴えばどんどん勝てるようになる」と訴えた。

 監督交代を招いた失速の象徴だったFWフェルナンド・トーレスが活躍。5日の欧州CLノアシェラン戦に続く2得点と調子は上向きで指揮官は「自信が戻ったようだ」と強調した。後半33分からは離脱が続いていたMFランパードが約1カ月半ぶりに復帰。DFテリー主将のクラブW杯負傷欠場が決まる中、精神的支柱となり得る主軸が滑り込みで戦列に戻った。

 この日のサンダーランド戦は当初、来日の準備を万全にするためリーグに延期を申し入れていたが、過密日程を理由に拒まれた。おかげで試合直後に時差9時間の日本に向かうチャーター機が出発する厳しい移動を強いられ、9日夜に成田空港に到着。13日のクラブW杯準決勝モンテレイ戦に向けた調整は困難だが、GKツェフは「人生で世界王者になれる機会は何回もない。とても楽しみ」と力を込めた。

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