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C大阪・横山 古巣相手に2発「来い!来い!と思ったら来ました」

[ 2012年12月1日 17:50 ]

<C大阪・川崎F>川崎Fと引き分けてJ1残留を決め、喜ぶC大阪・横山(左)とクルピ監督

J1最終節 C大阪2―2川崎F

(12月1日 長居)
 勝ち点41で前節14位のC大阪はホームに川崎Fを迎えての最終戦。後半ロスタイム、劇的な横山のゴールで2―2の引き分けにもつれこみ、自力でのJ1残留を決めた。

 C大阪は序盤からFW南野が果敢にゴールを狙い、ミドルシュートを放つがなかな決めきれない。そんな中、先制したのは川崎F。風間宏からパスを受けた中村が小林とのワンツーで抜け出して左足でシュート。先手を取られる。その後もC大阪はサポーターの大きな声援に応えられず、前半0―1で折り返した。

 後半18分、C大阪は右サイドからのクロスを、中央の横山がヘッドで合わせて念願のゴール。これで同点に追いついた。しかし、後半39分、川崎Fは中村の左CKをニアの矢島が頭で合わせ、中央にこぼれたボールを小林が右足で決めて勝ち越し。これまでと思われたC大阪。サポーターの祈りのような大声援が後押しする。後半ロスタイム、横山のこの日、2点目となるゴールで最後の最後に追いついた。
 
 今季、川崎FからC大阪に移籍した横山は古巣相手に土壇場での活躍に「(ボール)来い!来い!と思ったら来ました!」と声を震わせ「サポーターのためにも勝ちたかった」と大声援に感謝した。

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2012年12月1日のニュース