×

最終節で決着 G大阪“残留確率”は33%、神戸56%、新潟は…

[ 2012年12月1日 10:29 ]

サポーターの掲げる「絶対J1」の垂れ幕を前に、ファンにサインする神戸・大久保

 J1リーグは1日に最終節の9試合を行い、C大阪、神戸、G大阪、新潟がJ1残留を懸けた一戦に臨む。J2降格は既に札幌が確定しており、4チームのうち16、17位となった2チームの降格が決まる。試合は午後3時半に一斉キックオフ。

 <C大阪 残留確率96%>勝ち点41で14位のC大阪はホームに川崎Fを迎える。○か△の場合は残留決定。●の場合でも、神戸とG大阪のいずれかが△以下ならば残留できる。最近5試合勝ちなしとチームの調子は良いとは言えないが、負けても神戸とG大阪がそろって勝たない限り残留が決まるため、最も有利な立場。川崎Fとは今季リーグ戦、ナビスコ杯で対戦し、2戦2勝。

 <神戸 残留確率56%>勝ち点39で15位の神戸は、広島とホームで対戦。○なら残留決定。△の場合はG大阪と新潟がともに△以下ならば残留。●の場合はG大阪が●、新潟が△以下ならば残留が決まる。広島は前節にJ1初制覇を決めているだけに、モチベーションの差がどう出るか。5月のリーグ戦では後半36分までリードしながら、8分間で2得点を許して逆転負けしている。

 <G大阪 残留確率33%>勝ち点38で16位のG大阪はアウェーで磐田と対戦する。○の場合はC大阪が●または神戸が△以下で残留決定。△の場合は神戸が●、新潟が△以下ならば残留。●の場合は降格が決定する。クラブ史上初降格の危機に、故障を抱えるレアンドロ、加地、藤ケ谷も先発予定。磐田には3月のリーグ戦で1―2で敗れている。

 <新潟 残留確率15%>勝ち点37で17位の新潟は、ホームに札幌を迎える。○の場合は神戸とG大阪がともに△以下ならば残留決定。△か●の場合は降格が決まる。前節で退席処分となった柳下監督がベンチ入りできず、主軸のミシェウは出場停止。厳しい状況だが、札幌には今季2戦2勝と吉兆データも。

 ▽残留確率 残留争いをしている4チームの最終節での勝敗パターンは全81通りある。そのうち当該チームが、残留する勝敗パターンの割合を算出したもの。表示の確率は小数点以下を四捨五入している。

続きを表示

2012年12月1日のニュース