大宮　貴重な勝ち点３　雨中でスロベニア出身２トップ機能

Ｃ大阪―大宮　後半、２点目のゴールを決めた渡部（左から２人目）を祝福する大宮イレブン

Ｊ１第３２節 大宮３－１Ｃ大阪

（11月17日 金鳥スタ）
　残留争い真っただ中の大宮が、敵地で貴重な勝ち点３を挙げた。

　スロベニア出身の２トップが、雨でぬれたピッチできっちりと機能した。ノバコビッチは鮮やかなＦＫで先制点を挙げ、ズラタンは起点となって鋭いカウンターからの２点目に貢献した。ベルデニック監督も「２人は理解し合っているし、良さを出せた」と満足顔だ。

　残留へ向けて激しい戦いはあと２試合。ＭＦ渡辺は「最後まで（集中を）切らさずにいい状態でサッカーをやりたい」と気を引き締めた。