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J1昇格プレーオフへ!カズ 帰国後、即横浜FC合流

[ 2012年11月13日 06:00 ]

帰国の途に就いた三浦

 フットサルW杯決勝トーナメント初戦でウクライナに敗れた日本代表は12日、帰国の途に就いた。三浦知良(45)は完全休養となったこの日もホテル内で体を動かしたが、今度はJ2横浜FCの一員として18日のJ1昇格プレーオフ、千葉戦(ニッパ球)に向けて始動。13日には帰国早々、横浜市内のチーム練習場に直行する。

 早くも次なる決戦に動き始めた。日本代表は13日に帰国するが、カズは成田から横浜FCの練習場に直行して調整することが分かった。すでに横浜FCの山口監督にも「帰国したらすぐに合流したい」と報告。13日はチームはオフだが、早速プレーオフモードに切り替える。千葉戦は引き分け以上で、J1昇格プレーオフ決勝進出が決まる。負けられない戦いは続く。

 W杯での激闘を終え、チームが完全休養のこの日も一人、ホテル内のジムで走り体をいじめ抜いた。「局地戦とか、ステップでは(サッカーにも)生かせるよね」。W杯で燃えたぎった魂を冷ますどころか、その蓄えた技術をサッカーにも生かす構えだ。

 フットサル界のためにもカズは「協力は惜しまない」と約束。この熱を持続させるため日本協会には来年1月にも親善試合の開催を進言した。先月16日から27連泊の生活では他の代表戦士の素顔にも触れた。「彼らは海外の武者修行の経験も豊富で皆、ラテン語系の言葉も理解できる。代表経験のないJの選手よりむしろ国際的。いい仲間ができ、人間として成長できた」と言う。W杯で得た“財産”を胸に刻み、カズの戦いは続く。

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2012年11月13日のニュース