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カズ出場フットサルW杯 日本怒とうの3ゴールも敗退

[ 2012年11月11日 21:59 ]

決勝トーナメント1回戦でウクライナに敗れ、肩を落とす三浦(右から3人目)ら日本代表

フットサルW杯タイ大会決勝T1回戦 日本3―6ウクライナ

(タイ・バンコク)
 フットサルのワールドカップ(W杯)は11日、バンコクで決勝トーナメント1回戦の4試合が行われ、日本は前回大会8強のウクライナと対戦し、3-6で敗れた。

 両チームは10月27日に北海道で国際親善試合を行い、日本が3―1で快勝した。この試合で三浦和良(横浜FC)が代表初得点をマークしている。

 日本は今年のアジア選手権で最優秀選手に輝いた逸見(名古屋)が警告累積で出場停止で、先発はGK川原、FPが北原、小曽戸、星、木暮。カズはベンチスタートとなった。ウクライナに出場停止の選手はいない。
 
 キックオフ早々、星が日本この試合最初のシュートを放つがGKの正面へ。その2分後、ウクライナはチェポルニュクのゴールで先制。続けざまにフェドルチェンコも大会初得点を挙げ、2―0とリードする。

 前半8分、逆襲へカズがピッチに立つ。だが、ウクライナはジュルバの右足のシュートがネットを揺らし3点目。苦しい展開の日本はタイムアウトを取るが、流れはなかなか変わらない。前半13分、ロガチョフが左足で豪快に決めて4―0に。カズが再びピッチへ。

 前半14分、稲葉が相手選手のユニホームを後ろから引っ張り、レッドカードで一発退場に。1人少ない日本は5点目を許す。5人出場に戻った直後にオウシアンニコフがループでこの試合2得点目。ウクライナのゴールラッシュが続き、6―0で前半が終了した。

 劣勢でも熱い「ニッポン」コールの中、後半スタート。後半2分、日本は得意のパワープレーを仕掛け、小曽戸がピッチへ。カズも体を張ってシュートを防ぐ、必死のプレーを見せる。

 後半5分、木暮のシュートを森岡が胸でコースを変え、1点目。1分後に森岡が右足で弾丸シュート!4点差に迫る。ウクライナはタイマウアウトを取るが、さらに1分後、パワープレーから北原の右足から放たれたシュートがゴールに突き刺さり3―6に。場内は大歓声に包まれた。

 後半14分、GK冨金原がスーパーセーブ。その後も森岡、北原、村上のシュートがウクライナゴールを脅かしたが、3―6で試合終了。だが、初の決勝トーナメント進出を果たしたカズたちに惜しみない拍手が送られた。

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