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神戸・安達新監督、サポーターに「一緒に戦ってほしい」

[ 2012年11月11日 06:00 ]

初練習を終え取材に応じる安達監督

 神戸が新たなスタートを切った。成績不振で西野前監督を解任した神戸は10日、神戸市内で安達新監督の下、初練習を行った。詰めかけたサポーターには「一緒に戦ってほしい」とあいさつ。その後は素早い攻守の切り替えを意識したミニゲームなどで、約2時間にわたり汗を流した。

 チームはリーグ戦ここ9試合白星がなく、降格圏16位のG大阪とは勝ち点差わずか2の15位。残留を目指して戦う残り3試合について新指揮官は「西野さんがつくってきたボールを動かす攻撃に加えて、前線からの守備を強調したい」と堅守速攻をベースに挑むことを明言した。

 今季2度目の監督交代に、選手は一様に「責任を負わせてしまい申し訳ない」と沈痛な面持ち。FW大久保は「残り3試合で勝ち点9を取る」と自力での残留決定へ決意を新たにした。

 ◆安達 亮(あだち・りょう)1969年(昭44)7月2日、兵庫県西宮市出身の43歳。市船橋高から専大、横浜Fを経て指導者となり、U―17日本代表監督などを歴任。06年に神戸に加入、ユース監督や強化部長などを務め、10年9月からヘッドコーチ。今年5月には和田元監督の解任により、暫定でカップ戦1試合を含む5試合を指揮した。

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2012年11月11日のニュース