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神戸 西野監督解任「想定外だったのは自分の力」

[ 2012年11月9日 06:00 ]

神戸の監督を解任された西野朗氏

 15位とJ2降格の危機に立たされている神戸は8日、成績不振を理由に西野朗監督(57)を解任した。ブローロ・フィジカルコーチ(49)も退任予定。新監督には安達亮ヘッドコーチ(43)が昇格する。

 昨季まで10年間、G大阪を率いた西野氏は、序盤でつまずいた和田昌裕前監督の後任として三木谷浩史会長(47)のラブコールを受け5月に就任した。ボール保持率を高める攻撃的サッカーを目指したが、主力のケガや選手の技量不足もありリーグ戦は5勝8敗6分けと低迷。ここ9試合は勝ちがなかった。叶屋社長は「残留するため。9戦勝ちなしの状況は踏み切る大きな要素になる」と説明した。

 神戸市のクラブハウスで西野監督は「謝るだけ。残り3試合戦う気持ちでいた。想定外だったのは自分の力ですかね」と無念さをにじませた。

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2012年11月9日のニュース