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仙台 本拠で痛恨ドローも「最終戦までもつれる覚悟」

[ 2012年11月8日 06:00 ]

<仙台・C大阪>後半、菅井(中)がゴールを決める

J1第31節 仙台1-1C大阪

(11月7日 ユアスタ)
 終了間際に追いついて、仙台が優勝争いに踏みとどまった。0―1で迎えた後半45分、左CKからファーで菅井が頭で押し込み同点。手倉森監督が「優勝に対しての意地の一発だった」と評した劇弾で、冷え込んだスタジアムは一気に燃え上がった。負ければ首位広島との勝ち点差が3に広がっていただけに、同点弾をアシストした梁勇基(リャンヨンギ)は「最後に勝ち点1を取れたことをプラスに捉えたい」と前を向いた。

 平日夜にもかかわらず1万7493人もの大観衆が後押し。24日のホーム最終戦新潟戦も既に完売と“杜の都”は盛り上がっている。「最終戦までもつれる覚悟で、奇跡を起こしたい」と手倉森監督。右膝を痛めて退場した上本は今季絶望となったが、残った選手が逆転Vを信じて最後まで戦い抜く。

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2012年11月8日のニュース