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7失点大敗…ある代表選手の屈辱の一言「札幌って勝つ気あるの?」

<G大阪・札幌>後半38分、オウンゴールで6失点目。座り込むGK杉山

 8月25日、万博。札幌に、サポーターから容赦なく罵声を浴びせられた。残留争いのライバルG大阪に2―7で大敗。結果以上に内容がお粗末だった。GKへのバックパスから2失点。ある日本代表選手に「札幌って勝つ気はあるの?」とまで言われてしまった。

 実はこのバックパスが今季を象徴していた。石崎監督は「すぐ後ろに下げてしまう」と、逃げの気持ちを問題視。ミーティングでは「気持ちが大事」と言い続けてきた。そしてその部分は各クラブの標的となる。あるチームのスカウティングスタッフは「札幌はプレッシャーをかけると、すぐに後ろへ下げる。そこでミスを誘えばいい」と証言。前へ動けば札幌は引く。相手が精神的に優位に立っていた。

 負け癖が全てだった。3月10日の開幕戦で磐田の森下監督は「素晴らしくハードワークしていた」と札幌を評価。第3節(同24日)に戦った浦和のペトロビッチ監督も「連動していて攻守の切り替えが速い」と絶賛していた。しかし4連敗となった第5節(4月7日)の柏戦後に亀裂が走る。関係者は「あちこちで“あいつが悪い”。という声が出始めた」と明かす。一体感は薄れ、ミスを怖がり、中途半端なプレーが増えた。ある選手が「なぜ、このチームは頑張れない」と憤慨したこともあった。

 「結果が出ずにズルズルいくのが怖い」。シーズン当初に指揮官が漏らした一言が、現実となった。挑戦者にとって大事な気持ち。技術、戦術では測れない精神的な弱さも原因だった。

[ 2012年10月3日 07:35 ]

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