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35メートルFKに沈む…FC東京監督「北海道から打たれた」

[ 2012年9月10日 06:00 ]

横河武蔵野に敗れ、肩を落とし引き揚げる徳永(右端)、森重(3)らFC東京イレブン

天皇杯2回戦 FC東京0―1横河武蔵野

(9月9日 味スタ)
 各地で11試合を行い、2連覇を目指したFC東京がJFLの横河武蔵野(東京)に0―1で敗れる波乱があった。鳥栖もJFLのカマタマーレ讃岐(香川)に0―1で屈した。このほかのJ1勢は磐田、大宮、新潟が勝ち上がった。J2の福岡は福岡大(福岡)を4―2で下し、大学勢は姿を消した。3回戦は10月10日に16試合が実施される。

 0―0の後半ロスタイムに約35メートルもの長いFKを直接決められ、FC東京の選手たちはぼうぜんと立ち尽くした。連覇を狙うはずが、初戦敗退。ポポヴィッチ監督は「北海道から打たれたようなゴールだった。大番狂わせを体験する羽目になってしまった」とむなしく笑った。

 JFLで12位に低迷する相手に人数をかけた厚い守備を敷かれ、リズムをつかめない。ボールを圧倒的に支配しても守りを崩す場面はなく、渡辺のシュートがバーを叩くなど精度も欠いた。ほぼベストの布陣で臨んだが、格下に足をすくわれる苦い結末。石川は「相手は勝つための手段を徹底的にピッチで表現し、集中力も高かった。ただ、それを越えられなかったのは凄く悔しい」と言葉を絞り出した。

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2012年9月10日のニュース