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Cロナ移籍志願!同僚と不仲、契約延長オファーなし

[ 2012年9月4日 06:00 ]

倒され苦もんの表情を浮かべるC・ロナウド

リーガ・エスパニョーラ Rマドリード3-0グラナダ

(9月2日)
 レアル・マドリードが激震に見舞われた。2日のグラナダ戦で今季リーグ戦初勝利も、2得点したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(27)が試合後にクラブへの不満を表明。地元メディアで移籍志願が報じられる事態となった。

 試合中から不穏な空気が漂っていた。前半26分に先制点を挙げたエースにいつもの激しい感情表現はなく、スタンドに右手を上げてわずかにほほ笑んだのみ。流れを決めた後半9分の追加点でレアル通算150得点を達成しても硬い表情を崩さない。理由を問われた背番号7は「悲しいからゴールを祝わなかった。ハッピーではないからだ。クラブの人間は理由を知っている。これ以上は言えない」とぶちまけた。

 地元ラジオ局のカデナ・セールは試合前日の1日にC・ロナウドがクラブ幹部に移籍の希望を伝えたと報道。各メディアはDFマルセロら一部チームメートとの不仲や3年を残す契約の延長オファーがクラブから届かないことに対する不満などが原因と報じた。09年夏にマンチェスターUから史上最高の移籍金9400万ユーロ(当時約129億円)で加入。新銀河系の象徴となってきたスターの“乱心”でレアルの前途に暗雲が漂ってきた。

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2012年9月4日のニュース