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権田 2失点に反省ばかり「今のままでは話にならない」

[ 2012年8月11日 10:42 ]

<日本・韓国>後半、ク・ジャチョル(後方)に2点目のゴールを決められたGK権田

ロンドン五輪サッカー男子3位決定戦 日本0―2韓国

(8月10日 カーディフ)
 1次リーグ、準々決勝と4試合連続無失点に抑えていたGK権田が、準決勝で3失点し、この日は韓国を相手に2失点。「最後の2試合でチームの力になれなかった悔しさがある」と自らを責めた。

 2点ともロングボールからFWとDFが1対1の状況をつくられて奪われた。近いサイドを破られた1失点目は「理屈抜きで駄目。防がないといけない」。後半の追加点も「届きそうだった。韓国もロングボール攻撃しかなかったのに」と悔やみ、「取られ方や時間帯が悪くて、みんなガクッと来たかも。そこを防げるようにならないと」と話した。

 終了間際のセットプレーでは、敵陣に飛び出して攻撃参加する執念も見せた守護神。08年のU―19アジア選手権では韓国に0―3で敗れ、U―20W杯出場を阻まれた。その借りを返せず、「次はW杯の舞台しかない。世界と戦うには今のままでは話にならない」と次の目標に目を向けた。

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