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2度目五輪も悔しい幕切れ 主将・吉田「W杯で返すしかない」

[ 2012年8月11日 09:02 ]

<日本・韓国>韓国に敗れ、悔しがる吉田

ロンドン五輪サッカー男子3位決定戦 日本0―2韓国

(8月10日 カーディフ)
 わずか出場1試合に終わった08年北京五輪の雪辱を期し、今大会に臨んだDF吉田だったが、メダルにあと一歩届かず。「悔しい。この負けをしっかり受け止めて一からやり直したい」と無念の思いを口にした。

 6月8日、W杯最終予選ヨルダン戦で右膝を負傷。全治4週間のケガを乗り越えてオーバーエージ枠で関塚ジャパンに名を連ねると、主将としてディフェンスリーダーとして、若いチームを引っ張った。

 しかし前半38分、吉田のロングボールの目測を誤るミスからパク・チュヨンの突破を許し、先制点を奪われた。「完全に僕のミス。あんな形で失点して負けたら、悔しい」。0―2の後半42分にはCKからヘッドシュートでネットを揺らしたが、直前に反則があったとしてゴールは無効に。チームを歓喜に導けなかった吉田は「五輪ではもう借りを返せない。W杯で返すしかない」とこの悔しさをフル代表で晴らすことを誓っていた。

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