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安藤、古巣・浦和復帰へ!帰国後にも交渉開始

[ 2012年8月10日 06:00 ]

ロンドン五輪後になでしこリーグに復帰する可能性が高くなった、なでしこジャパンの安藤

 なでしこジャパンのFW安藤梢(30=デュイスブルク)がロンドン五輪後になでしこリーグに復帰する可能性が高くなった。移籍先の最有力候補は古巣の浦和だ。浦和幹部は「ぜひ浦和でやってもらいたい。五輪後に条件や本人の意思を確認したい」と話した。安藤が帰国後に本格的な交渉をスタートさせる考えだ。

 安藤は「さいたまレイナス」時代の02年から約8年間、浦和に在籍した。09年12月にドイツ1部デュイスブルクに移籍。3シーズンで47試合17得点の成績を残したが、環境を変えるため五輪後の移籍を模索中。欧州の強豪でのプレーを希望する一方で、先月には「浦和サポーターの前でプレーしたい思いもある」と古巣復帰を視野に入れていることを示唆した。

 昨年のW杯は全6試合に先発出場し、3度目となるロンドン五輪でも準決勝まで全試合に出場するなど実績を誇る安藤について、浦和関係者は「経験はもちろん人間性も素晴らしい。若手が多いチーム内の競争を喚起してもらえれば、戦力的にも大きなプラスになる。あとは本人の意思次第」と評価。浦和は現在リーグ4位。巻き返しの起爆剤として期待している。

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2012年8月10日のニュース