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なでしこ 前人未到の“連覇”に挑戦 米国に勝てば史上初の2冠

[ 2012年8月7日 07:50 ]

<日本・フランス>試合終了後、佐々木監督(左)に労をねぎらわれる沢

ロンドン五輪サッカー女子準決勝 日本2―1フランス

(8月6日 ロンドン)
 女子サッカーの決勝は昨年の女子W杯と同じ顔合わせとなる日本―米国となった。

 W杯で米国を倒したなでしこジャパンはぜひとも“返り討ち”にしたいところだが、女子W杯優勝チームが翌年の五輪を制した例は過去に1度もないというデータがある。

 W杯優勝国が翌年の五輪で決勝に進んだのも過去に1度だけ。2000年シドニー大会で米国は2冠に挑んだが、決勝でノルウェーに敗れた。

 96年アトランタ大会はノルウェー、04年アテネ、08年北京大会にはドイツがW杯覇者として五輪に“連覇”をかけて出場したが、いずれも銅メダル。日本が勝てば、金メダルを獲得するだけでなく、世界の女子サッカーの歴史が大きく変わることになる。

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