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関塚ジャパン 因縁のエジプトが相手 44年ぶり4強へ勝算あり

[ 2012年8月2日 08:04 ]

<日本・ホンジュラス>前半、ファウルをアピールする宇佐美。右MFで先発して五輪初ピッチに立った

ロンドン五輪1次リーグD組 日本0―0ホンジュラス

(8月1日 コベントリー)
 関塚ジャパンの次の相手はエジプトに決まった。既に決勝トーナメント進出を決めていたサッカー男子の日本は1日、1次リーグ最終戦でホンジュラスと対戦し、0―0で引き分け。2勝1分けの勝ち点7でD組1位で通過した。
【試合結果 男子1次リーグD組 決勝トーナメント】

 関塚ジャパンの次なる相手が決まった。00年シドニー五輪以来となる準々決勝はエジプトと激突する。

 もちろん、相手に不足はない。アフリカ勢独特のフィジカルの強さに加え、卓越した技術、組織力も兼ね備えた強豪だ。今年5月、ロンドン五輪の前哨戦となったトゥーロン国際(フランス)でも対戦。壮絶な撃ち合いの末、2―3で敗れた因縁の相手だ。

 勝算もある。前回対戦では宇佐美が2得点、昨年8月の札幌での親善試合(2―1)では永井が1得点。対エジプトに相性の良い選手が前線に健在なのは心強い。舞台はマンチェスターUが本拠を置くオールドトラフォード。「シアター・オブ・ドリームス」と呼ばれる憧れのピッチだ。夢の劇場で銅メダルを獲得した68年メキシコ五輪以来44年ぶりの4強進出を――。最高のストーリーが用意された。

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