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関塚ジャパン 勝ち点7で1位通過!準々決勝はエジプト

[ 2012年8月2日 06:00 ]

<「日本・ホンジュラス>前半、好セーブをみせるGK権田
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ロンドン五輪1次リーグD組 日本0―0ホンジュラス

(8月1日 コベントリー)
 関塚ジャパンの次の相手はエジプトに決まった。既に決勝トーナメント進出を決めていたサッカー男子の日本は1日、1次リーグ最終戦でホンジュラスと対戦し、0―0で引き分け。2勝1分けの勝ち点7でD組1位で通過した。4日にマンチェスターで行われる準々決勝では、銅メダルを獲得した68年メキシコ大会以来、44年ぶりとなるベスト4進出を懸けてC組2位のエジプトと対戦する。
【試合結果 男子1次リーグD組 決勝トーナメント】

 堂々のD組1位突破。それは全員で勝ち取ったものだ。ホンジュラス戦の先発は、7月29日のモロッコ戦から5人も入れ替えた。「その時のベストメンバーで戦いたい」が関塚監督の哲学だ。過去2戦、獅子奮迅の活躍で疲労の見え始めた永井、清武、徳永らはベンチスタート。それも18人のメンバー全員に絶大な信頼を置くからこその決断だった。

 序盤はフレッシュなメンバーの連係がかみ合わず、押し込まれる場面も増えた。だがDF吉田が、GK権田が体を張った守備でホンジュラスを封じ、徐々にリズムをつかんだ。敗れればD組の順位でもホンジュラスに逆転を許す一戦。2位突破となれば、準々決勝の相手は王国ブラジルだった。主力の温存と優勝候補との対戦回避に成功した。

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