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風間兄弟、先発デビューで快勝!父子鷹の初陣飾った

[ 2012年7月29日 06:00 ]

<川崎F・大宮>前半、ボールを競る風間宏希(左)と宏矢

J1第19節 川崎F4-1大宮

(7月28日 等々力)
 川崎Fの風間八宏監督(50)の長男・宏希(21)と次男・宏矢(19)が大宮戦で、そろって先発でJリーグデビューを果たした。後半24分には宏矢がFW楠神順平(24)のゴールの起点となるなど4―1の勝利に貢献。J史上初の父子鷹の初陣を快勝で飾った。

 川崎Fの攻撃を風間兄弟がけん引した。FWで先発した宏矢は2―1の後半24分、右サイドを突破し「(GKの)動きは見えていた」と相手GKをかわすと中央の中村へ。中村からパスを受けた楠神がゴールを決めた。

 トップ下で先発した宏希は前半7分、チームのファーストシュートとなる約30メートルのミドルシュート。「もう少し持ち込んでも良かったかな」と反省したが、チームワーストの4試合連続無得点中だった攻撃陣のシュート意識を高め、大勝につなげた。

 宏希は両足のふくらはぎ、太腿裏がつったため、後半23分に交代し「緊張していたのかも」。宏矢も「途中で何をしているか分からなくなっちゃった」とガチガチのデビュー戦だったが、風間監督の「攻撃の起点になってくれる」という期待に応えた。

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2012年7月29日のニュース