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関塚監督“不可解采配”21人も起用

[ 2012年7月19日 06:00 ]

<日本・ベラルーシ>後半、ピッチ脇から指示を送る関塚監督

国際親善試合 日本1-0ベラルーシ

(7月18日 ノッティンガム)
 関塚監督の試行錯誤ぶりが浮き彫りとなった。総仕上げのベラルーシ戦。合流したばかりの宇佐美を前半はトップ下で起用するも後半には左MFに変更。さらに選手交代は延べ10人。連係を深めなければならないこの時期にバックアップメンバーを次々と投入させるなど、その起用法は不可解、意図は見えなかった。

 試合後は「戦い方は全体に浸透したと思う。全員そろったし一人一人のコンディションを上げるため、多くの選手を出場させたかった」と説明。だが、現実は最終ラインで共存させる構想の徳永、吉田のOA枠コンビが一緒にプレーしたのは18分。攻撃の要、トップ下も定まらず不安を残した。

 「前半は攻撃が細か過ぎた。守備はただブロックをつくるだけじゃなくボールをしっかり取りに行けた」と指揮官。ゼロに抑えた守備だけが収穫と言うのは、五輪を1週間後に控えたチームにしてはあまりに寂しい。

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2012年7月19日のニュース