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降格確率90%…G大阪 松波監督と心中覚悟「腹は括っている」

[ 2012年7月8日 12:32 ]

<FC東京・G大阪>サポーターのブーイングを浴びながらピッチを去るG大阪イレブン

J1第17節 G大阪2―3FC東京

(7月7日 味スタ)
 七夕の夜。G大阪サポーターが願った「勝利」は大雨に流された。2連敗。G大阪が17位でリーグ前半戦を折り返した。

 序盤が全てだった。古巣との1戦となったDF今野は「試合前から固くいこう。前半は0―0でも良いと話していた」とプランを明かしたが前半3分、濡れたピッチが影響したか、DF金正也(キムジョンヤ)がクリアミス。あっさり先制点を与えてしまうと、同17分には元同僚のFWルーカスに無回転ロングシュートを決められた。前節・柏戦も、前々節・名古屋戦も開始早々に失点。全体で意思統一したにもかかわらず同じ過ちを繰り返してしまった。

 梶居強化本部長は「松波監督を全面的にサポートしていく。腹は括っている」と若手指揮官と命運をともにする覚悟を示したが、17試合で勝ち点13。18クラブでの1リーグ制となった05年以降、リーグ前半終了時点で勝ち点13以下のクラブは過去11クラブ。そのうち08年の千葉を除く10クラブがJ2に降格した。

 A代表のレギュラー2人を擁しながら、予想だにしなかった現実。優勝どころか残留のともしびすら消え掛かっている…。

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2012年7月8日のニュース