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雷雨中断のアクシデント発生も…フランス 開催国に2発快勝!

[ 2012年6月16日 04:15 ]

<ウクナイナ・フランス>先制ゴールを決めベンゼマ(手前)と喜び合うメネズ

欧州選手権グループD フランス2-0ウクライナ

(6月15日)
 ポーランドとウクライナが共催するサッカーの欧州選手権は15日(日本時間16日)、グループD第2節ウクライナとフランスの対戦は、フランスが2―0で快勝。勝ち点を4に伸ばし決勝T進出へ大きく前進した。

 試合は開始4分に雷雨のため約1時間の中断となった。再開後最初のチャンスをつかんだのはウクライナ。前半24分、ナザレンコからのパスを受けたヤルモレンコがペナルティエリア付近でボールを受けシュート、だがこれはゴールならず。

 その後フランスに3度の決定機が訪れる。まずは前半27分、左のスローインからリベリがエリア内に持ち込み、フリーのメネズへとボールが渡りシュートするが大きくふかしてしまう。続く前半29分、ウクライナのバックパスをリベリがカットしペナルティエリア左からベンゼマにクロス。ボールは合わなかったが、そのこぼれ球を背後に走り込んだメネズがシュート。しかし相手GKがファインセーブ。最後は前半37分、ゴール斜め左からナスリのFKをエリア内でメクセスがヘッドで合わせるが、今度も相手GKピアトフの好セーブにあい0-0で前半は終了した。

 後半に入るとフランスが猛攻をしかける。後半4分、ロングのスルーパスがメネズへと渡りシュート。これは相手GKに防がれるが続く後半8分、カウンターから再びエリア内でボールを受けたメネズが今度は左足で豪快なシュートを叩き込み先制点。さらに後半11分にはエリアの手前でベンゼマからの縦パスを受けたカバイユが左足の正確なシュートでゴールネットを揺らし追加点を挙げた。

 その後もフランスの攻勢は続いた。後半20分にはベンゼマがエリアの外から正確なシュートを放つもクロスバーに嫌われゴールならず。ゲームは2-0のまま試合終了。

 フランスは勝ち点4で暫定首位に浮上。最終節(19日)はスウェーデンとグループ突破を賭け対戦する。

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