再発で勝ち点６減点も！ロシアサポーターの行為で処分

＜ポーランド対ロシア＞ポーランド警察によってファンの暴動を鎮静化するため催涙ガスが使われた

欧州選手権グループＡ第２節 ロシア１－１ポーランド

（6月12日）
　欧州サッカー連盟は１３日、ポーランドとウクライナの共催で開催中の欧州選手権で、ファンの行動が問題になっているロシアのサッカー連合に対する処分を発表した。

　次回の２０１６年欧州選手権予選の終了までに再びファンが問題行動を起こした場合、同予選の勝ち点６を減ずる処分が科せられる。またロシアのサッカー連合に罰金１２万ユーロ（約１２００万円）も科した。

　８日のロシア―チェコで、ロシアのサポーターが発煙筒を投げたり、違法な横断幕を掲げたりした。

　ワルシャワ市内では、冷戦時代にソ連の影響下にあったこともあってロシアに反感を持つポーランドの一部ファンが攻撃を仕掛けて衝突し、警察が鎮静のために催涙ガスなどを用いた。１００人以上が拘束され、１５人以上が負傷したという。