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豪戦控えザック監督「総合力を警戒したい」

[ 2012年6月11日 20:20 ]

 ザッケローニ監督は強敵との対戦を待ち遠しそうに話した。

 ――オーストラリアで警戒する選手は。

 「個人の能力が際立つのではなく、チームとしての団結力が特長のチームだ。経験豊富な選手が多く、チームとしての目標と、そこにどうたどり着けばいいかを熟知している。監督も指揮を執って長く、選手との意思統一ができている。その総合力を警戒したい」

 ――今野の状態は。

 「この2日間は風邪をひいているので、休ませた方がいいと判断した。現時点ではプレーできると考えているが、もし無理でも伊野波や栗原、高橋ら十分に信頼できる代役がいる」

 ――最終予選では初のアウェー戦となる。

 「ホームの大観衆が、日本に力を与えてくれることは明白だ。今回は、そうした支えがない中でどれだけできるかを見極める場にもなる」

 ――長期間に及んだ代表合宿も終わる。

 「監督にとって、時間は大きな味方だ。戦術面と精神面で着実に進歩した。私個人は長いと感じなかった」(共同)

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2012年6月11日のニュース