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攻撃陣が爆発!ロシア4発、チェコを粉砕

[ 2012年6月9日 05:47 ]

<欧州選手権 ロシア4―1チェコ>先制弾を含む2得点を決めたロシア代表MFジャゴエフ

 ポーランドとウクライナが共催するサッカーの欧州選手権は8日(日本時間9日)に開幕し、グループリーグA組ロシア―チェコの対戦は、ロシアが4―1で快勝した。

 大会直前の親善試合イタリア戦で3―0と快勝したロシアが、大会初戦でも自慢の攻撃力を発揮した。

 試合序盤こそチェコが良い出だしを見せるが、徐々にロシアが主導権を握ると、前半15分FWケルジャコフのヘディングシュートがポストに当たり、跳ね返ったところをMFジャゴエフがゴール左に決めて先制。

 同24分、MFアルシャビンの鮮やかなスルーパスに、MFシロコフがGKツェフをかわすループシュートを決めて、リードを2点に広げる。

 後半9分、MFレゼクのスルーパスからMFピラルが決めて、チェコに1点を返されるが、同34分ジャゴエフがこの試合2点目となる豪快なシュートを叩きこんで、再びリードを2点とする。

 さらにその3分後には、途中出場のFWパブリチェンコが3人のDFを引きつけながら加点して、試合を決定づけた。

 ロシアは攻撃陣がポジションチェンジを繰り返すと、MFアルシャビンを中心にドリブルと鮮やかなスルーパスで、相手ディフェンス陣をほんろうしチェコを圧倒した。

 チェコはGKツェフら自慢の堅守が崩され、攻撃陣は頼みのFWバロスが孤立する場面もあり、大会初戦は完敗に終わった。

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2012年6月9日のニュース