×

さあヨルダン撃破へ!香川“マンU1号”決める!

[ 2012年6月8日 06:00 ]

練習中、笑顔をみせる香川

 日本代表は8日、埼玉スタジアムで行われるW杯ブラジル大会アジア最終予選第2戦でヨルダン代表と対戦する。今夏、イングランドの名門マンチェスターUへの移籍が決まったMF香川真司(23=ドルトムント)は自らのキャリアアップを祝うゴールを決めることを宣言。過去2戦2分けと苦戦してきたヨルダン戦で、世界的メガクラブに認められた実力を見せる。

【アジア最終予選B組 日本代表メンバー】

 充実ぶりをうかがわせた。ヨルダン戦に向けた公式練習。公開された冒頭15分で行われたボール回しで、香川は槙野の股を抜く鮮やかなパスを通すなど心地よさそうに汗を流した。マンチェスターU移籍決定後の初戦に向けて「ホームで勝ち点3を絶対に取らないといけない。まずはチームが勝つことが大前提だけど、僕自身ゴールにこだわっているので、結果を残せるように頑張りたい。ゴール前で違いを見せたい」と自ら“祝砲”を打ち上げることを誓った。

 5月23日のアゼルバイジャン戦以来の2試合ぶりの一撃に向け、吉兆もあった。公式会見でザッケローニ監督が「香川はヨルダン戦でアシストもゴールもしてくれるだろう」と予言した。イタリア人指揮官は昨年1月のアジア杯の準々決勝カタール戦前にも、1次リーグで無得点に終わっていた香川のゴールを予告して的中(香川はカタール戦で2得点の活躍)した実績がある。練習中にはマンツーマン指導でポジション取りを確認。再び飛び出した“ザックの予言”で、ゴールへの期待は高まるばかりだ。

続きを表示

この記事のフォト

2012年6月8日のニュース