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「秋春制」移行は早くて15年夏から Jリーグ臨時実行委員会

[ 2012年5月29日 21:36 ]

 Jリーグは29日、東京都内で臨時実行委員会を開き、シーズンを3月に開幕する現行の「春秋制」から、夏に開幕する「秋春制」に移行することについて、変更する場合の導入は早くても2015年夏とすることで合意した。可否については、10月の理事会で決める。秋春制は、日本サッカー協会が提案した。

 移行についての問題点を検討するために(1)競技・運営(2)事業・マーケティング(3)財務(4)選手契約の四つの分科会と、それを集約する作業部会を設置する。各クラブや日本協会から計10人前後が各分科会に入る予定。

 日本協会は代表選手の休養期間の確保を目的にシーズンの移行をJリーグ側に提案。14年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会後からの変更を打診した。秋春制への試みは、積雪地の反対などが強く何度も頓挫してきた。

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2012年5月29日のニュース