ポツダム・永里　３発！チームは４季連続６度目Ｖ

女子ドイツ１部リーグ ポツダム８―０ライプチヒ

（5月28日）
　女子のドイツ１部リーグ最終節は２８日、各地で行われ、ポツダムのＦＷ永里優季はホームのライプチヒ戦でフル出場して３点を挙げ、８―０の大勝に貢献した。ポツダムは勝ち点５６で４季連続６度目の優勝を決めた。熊谷紗希のフランクフルトはホームで安藤梢のデュイスブルク戦を５―３で下した。熊谷は守備的ＭＦでフル出場し、試合開始早々に先制点を挙げた。フランクフルトは３位。安藤はＭＦでフル出場し、チームは４位となった。

　ポツダムの永里はリーグ４連覇が懸かった最終戦で３ゴールと爆発し、存在感を示した。「点が取れずに苦しい時期もあったけど、次のシーズンにつながる」と納得の表情だった。前半１９分にクロスを押し込み先制。ゴールラッシュの口火を切り、後半１１分にはチーム５点目、その６分後にも立て続けに足で決めた。金メダルを期待されるロンドン五輪を控える２４歳の点取り屋は「しっかりやりたい」と決意を新たにした。