ＦＣ東京　後半ロスタイムに森重が同点ゴール　

Ｊ１第１３節 ＦＣ東京１―１浦和

（5月26日 味スタ）
　ＦＣ東京は０―１の後半ロスタイムに右ＣＫを森重が頭で合わせて追い付いた。

　ＦＣ東京は今季最多となる３万３８３６人の大観衆にスピード感あふれる攻撃を披露し、終了間際のゴールで沸かせた。ポポビッチ監督は「素晴らしい、面白いサッカーで喜んでいただけた」と誇らしそうだった。

　後半４３分に先制されたが意気消沈せず、石川の右ＣＫを森重がヘディングで同点とした。森重は「これまでは負けていたところを、引き分けに終われた。成長している」と収穫を口にし、石川も「チームとして積み上げてきたものを出せてきている」と手応えを得た様子だった。

　浦和は同４３分に波状攻撃から最後はマルシオリシャルデスが先制した。ともにシュートがポストやバーに当たるなど好機を量産したが、決定力不足。