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二の舞いは避けろ!本田 チームに強いメンタリティー要求

[ 2012年5月26日 06:00 ]

<日本代表練習>内田(右)に指示を出す本田(左)

 俺にならえ!!日本代表は25日、6月のW杯ブラジル大会アジア最終予選3試合へ向けて、埼玉県内で合宿をスタートした。国内組はリーグ戦を控えているため、この日は欧州組のみ12人が参加した。MF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)は、厳しい最終予選を勝ち抜くため、チームの全員が自身並みの強いメンタリティーを持つことを求めた。

 気持ちは行動に表れる。この日の全体練習前、談笑しながらボールを回すチームメートを横目に、1人黙々とランニングする姿があった。「まだ(試合に向けた)スイッチは入っていない。(入るのは試合の)2、3日前ぐらいかな」と言うものの、3対3の練習では新しい背番号と同じ4番のビブス(練習用ベスト)を着けるなど本番モードの雰囲気を漂わせた。

 同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。チームは昨年11月11日のW杯3次予選タジキスタン戦で最終予選進出を決めると、その後の北朝鮮戦、ウズベキスタン戦で連敗した。本田自身は負傷で代表を離脱中だったが、「完全にメンタルの問題。別に手を抜いていたわけではないが、(突破が)決まり隙ができて、入り込まれた」と分析した。二の舞いを避けるため、メンタル面の重要性を強調したのだ。

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