先制ゴールこじ開けた香川「イメージ通り」

＜日本・アゼルバイジャン＞前半、先制ゴールを決め、両手を広げて駆けだす香川
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キリン・チャレンジカップ 日本２－０アゼルバイジャン

（5月23日 エコパ）
　日本代表に最初の得点をもたらしたのは、やはりこの男だった。優位に試合を進めながら、決定力に欠き、０―０のまま迎えた前半４２分。左サイドで長谷部からのパスを受けた背番号「１０」は鋭い切り返しで、相手ＤＦをかわす。右足から放たれたシュートが右サイドネットに突き刺さると、香川は高く跳び上がり、自らの存在を誇示するかのように右手を突き上げた。

　「（ゴールは）すべてがイメージ通りにいった」と香川。後半には左からクロスで岡崎の得点を演出。後半１７分で退いたが、エースらしい文句なしの結果。それでもＷ杯最終予選に向けて「まだまだ得点できるチャンス、シーンがあった。もっと改善して次の試合に向けてやっていきたい」と表情を引き締めていた。