札幌ＧＫ今季絶望…左アキレス腱断裂、近日中に手術へ

　Ｊ１札幌は１９日、韓国人ＧＫイ・ホスン（２２）が札幌市内の病院で検査を受け、「左アキレス腱断裂で全治８～１０カ月」と診断されたと発表した。今季中の復帰は絶望となった。１６日のナビスコ杯大宮戦の試合終了間際に、ボールを蹴り出した際に負傷。関東合宿には参加せず、北海道へ戻っていた。佐川チーフトレーナーは「近日中に手術をすることになると思う」と明かした。

　李昊乗は東国大（韓国）を休学し、昨季から加入。正ＧＫとして３６試合に出場し、Ｊ１昇格に大きく貢献。２年目の今季もリーグ戦１０試合、ナビスコ杯１試合に出場していた。

　札幌はＧＫ高原が１０年１１月に右アキレス腱を断裂し、現在もリハビリ中だが、「人員を増やすことは考えていない」と三上強化部長。当面ＧＫは、高木貴、杉山、曵地の３人体制で臨む。