ＦＣ東京　黒星で２位通過…決勝Ｔ初戦は広州恒大と

＜ＦＣ東京―蔚山＞前半、不満そうな表情を見せるＦＣ東京・ポポビッチ監督

ＡＣＬ１次リーグＦ組 ＦＣ東京０－１蔚山現代

（5月16日 蔚山文殊）
　ＡＣＬ１次リーグの最終戦が１６日に各地で行われ、突破の決まっていたＦ組のＦＣ東京はアウェーで蔚山（韓国）に０―１で敗れ、同組２位で決勝トーナメントに進出。３０日にＨ組１位の広州恒大（中国）と対戦することになった。
【Ｆ組順位表 決勝トーナメント】

　ＦＣ東京は１次リーグ最終戦で初黒星を喫した。序盤から圧倒的に試合を支配。サイドチェンジや丹念なパス交換で相手を揺さぶったが、高橋のシュートがゴール枠に当たるなど好機を生かせなかった。前半３７分すぎにＦＫから失点すると相手の守備意識はさらに高まり、後半は攻めあぐねた。「全試合で勝ちにいく。それがＦＣ東京のスタイル」と勝利にこだわっていたポポビッチ監督もピッチの脇で何度も首をひねった。２位通過で決勝トーナメント１回戦はアウェーで広州恒大と対戦。熱狂的なサポーターの後押しもある難敵だ。この日の消化不良を引きずらず、きっちりと気持ちを切り替えることが必要になりそうだ。