香川「ここまで休暇が待ち遠しいのは初めて　充実した１年だった」

ドイツ杯をチームメイトと掲げるドルトムントのＭＦ香川（右）

ドイツ杯決勝 ドルトムント５－２バイエルン・ミュンヘン

（5月12日）
　【香川に聞く】

　――大勝でしたね。

　「点の取り合いは予想していた。自分が先制点を取ったが、簡単に勝てるとは思ってなかった」

　――先制点はうれしそうだった。

　「はい。決勝（の相手）がバイエルンで結果を残してやろうと思っていた。それで結果を残せたのはうれしい」

　――バイエルンは欧州ＣＬ決勝に出るが。

　「ポテンシャルは向こうの方が上だと思うが、チームとして勝てた。サッカーの勝負の世界は分からないから」

　――１年やりきった。

　「メンタル的にも日本の１シーズンよりタフ。ここまで休暇が待ち遠しいのはプロになって初めて。サッカーと向き合えて充実した１年だった」

　――この１年で成長したことは。

　「プレーの幅が凄く広がった。１年目はチームの勢いや助けで結果を残したと思う。今年は攻撃を組み立てることができた。充実感があるし、苦しい試合を勝ち抜いた達成感もある」