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再び緊急事態に…神戸 大屋プロ1号も報われず敗戦

[ 2012年4月29日 06:00 ]

<横浜・神戸>後半12分、先制ゴールを決め喜ぶ神戸・大屋(右)

J1第8節 神戸1-3横浜

(4月28日 日産ス)
 神戸が再び緊急事態に陥った。前半から防戦一方の展開のなか、後半12分にMF大屋のプロ初ゴールで先制。度重なるケガを繰り返した苦労人の得点で勝ちムードになったかと思われたが、それもつかの間だった。

横浜の勢いに押されて次々とピンチを招くと、ついに後半26分に同点弾を許す。意気消沈したチームはさらに6分間で2点を失って力尽きた。DFに2人のルーキーが並ぶなど若いチームにとって、傾いた流れを止めるのは至難の業だった。野沢は「勝ち試合を逃した。自分もそうだし、経験のある選手がやらないといけない」とうつむいた。

 おまけに前半終了間際にはFW田代が左ふくらはぎを痛めて途中退場。エース大久保も欠く中、さらなるトラブルに見舞われた和田ヴィッセル。次節の大宮戦(5月3日、ホームズ)で正念場を迎える。

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2012年4月29日のニュース