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関塚ジャパン 初戦でいきなり優勝候補スペインと激突

[ 2012年4月25日 06:00 ]

抽選会を終え、質問に答えるロンドン五輪サッカー男子日本代表の関塚隆監督

ロンドン五輪組み合わせ抽選

 ロンドン五輪男子サッカーの組み合わせ抽選で、日本は1次リーグD組に入り、昨年U―21欧州選手権を制した強豪スペインと初戦で激突することになった。

 3位になった68年メキシコ五輪以来となる44年ぶりのメダル獲得へ、いきなり正念場を迎えた。第2戦はモロッコ、第3戦はホンジュラスと対戦する。

 初戦の相手は優勝候補スペインに決まった。関塚監督は「タイトルの懸かった大会で世界チャンピオンと戦えるのは非常に光栄なこと。今は前向きに考えている」と興奮気味に話した。

 スペインはFIFAランク1位。08年欧州選手権と10年W杯南アフリカ大会を制し、ショートパス主体の攻撃的サッカーで世界の最先端を走る。五輪代表世代にもビルバオのFWムニアインやバルセロナのMFティアゴら高い技術を持つ選手がそろっており、組織的なポゼッションサッカーで攻撃を組み立てる。五輪欧州予選を兼ねた昨年のU―21欧州選手権で優勝。その時の映像を見た日本の選手は「A代表と同じだった。全てのレベルが高い」と話していた。

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