×

名古屋 ホームでまさかの引き分け…玉田痛恨PK失敗

[ 2012年4月19日 06:00 ]

<名古屋・天津>後半、PKを外し頭を抱える名古屋・玉田

ACL1次リーグG組 名古屋0―0天津泰達

(4月18日 瑞穂陸)
 G組の名古屋はホームで天津泰達(中国)と対戦し、0―0の引き分けに終わった。勝てば1次リーグ突破へ王手となる一戦だったが、天津泰達の固い守りを崩せず、後半12分にはFW玉田圭司(32)がPK失敗。通算1勝3分け勝ち点6にとどまり、首位から陥落した。

 まさかの首位転落だ。1次リーグ最下位の天津泰達とスコアレスドロー。得失点差で城南一和と順位が入れ替わった。

 「きょうはボクのPKでしょう。GKも見えていたんだけど…。チームメートにもサポーターにも申し訳ないです」

 MF藤本とFWケネディの日豪代表コンビに守備の要・DF闘莉王が欠場。攻撃の中心となったFW玉田はうなだれた。分岐点は後半14分。DF石櫃のクロスに途中出場の巻がエリア内で倒されてPKを獲得。キッカー・玉田のシュートは大きく枠を外れてしまった。ストイコビッチ監督は「PKも外してしまったし、ドローで良かったゲームだと思う」と背番号11をかばったが試合後には愛娘のバースデーパーティーを予定していただけに、ちょっぴり残念そうな表情を浮かべた。

 昨年10月のナビスコ杯・鹿島戦から続く本拠地無敗記録は「13」に伸びた。それでも守備を固める相手を崩しきれず、消化不良は否めない。「こういう試合をモノにしないと強いチームにはなれない」と玉田。この悔しさは次戦の敵地・城南戦(5月1日)で晴らすしかない。

続きを表示

この記事のフォト

2012年4月19日のニュース